建築サポートさんのフルサポートを受けた家(フリーロフトハウス)に住んで丸一年が過ぎましたので今から家を建てる方の参考になればと思い、住み心地の感想に加え、建築に至る簡単な経緯等も書き込みます。
家族構成は夫婦40代、子2人(中学生男、高校生男)です。
土地購入込の新築計画で歳も若くなく無理のないローン計画が必要であったため、それなりの妥協が必要だと感じて規格型住宅を前提に家づくりを検討し、情報を集めていた記憶が懐かしく感じます。いわゆるローコスト住宅を中心に情報を集める中、たまたま、建築サポートさんのメルマガに出会い、高井さんの家づくりに夫婦で感銘を受け、限られた予算でも満足できるマイホームに住むことができるかもしれないとメールでの相談を始めたのがきっかけでした。
メルマガを読むまでは、漠然と自然素材と高断熱の家は憧れはあっても高価なイメージがあり手が届かない条件で、予算がたくさんある方ならではのものだと思い込んでいました。しかし、その思いは間違いで、その条件こそが一番重視すべきことに気づかせて頂いたことが一番の幸運でした。
住んで丸一年経ちますが改めて、それを実感しています。
具体的には、高断熱(発砲断熱)、樹脂サッシ、塗り壁の効果は絶大で結露は皆無(大袈裟でなく結露の発生は見たことないです)かつ、引越し前(鉄骨構造アパート)や実家と比較して明らかに冬は暖かく夏は涼しいのです。
我が家はフリーロフトハウスで1Fと2Fが部屋として仕切られていない構造のため、シーリングファンで空気を上手いこと循環させれば、エアコンは基本1台稼働で大丈夫です。(エアコンはリビングと2Fにそれぞれ設置しており、設備屋さんに教えていただいたように冷気、暖気の特性を考慮に入れ、夏は2F、冬は1F稼働することで大丈夫でした。)
これは予想に反し子供らが2Fを仕切った個室化ではなくオープンフロア(2Fは18帖ワンフロア)を希望したことによる恩恵でもありました。
また、2Fがワンフロアで将来(老後)の使い勝手も良いことも想定されますし、親孝行でした。(笑)
高断熱で良かった面はまだあります。当初より、リビングを広く使いたくて、可能ならばストーブ、コタツは使わずに冬を越したいと夫婦で話してました。
結果はエアコンのみで問題なく冬を越せたため、一年中リビングは広々と活用できました。
無垢については、かなり迷い、リビングのみ無塗装(檜)にしてもらい、自分らで自然塗装を塗る選択をしたのですが、正解でした。足触りが非常によく夏はさらさら、冬も冷たくなく最高で室内ではいつも裸足で過ごしてます。来客の方にも、足触りがよいと高評価です。
高井さん企画考案のフリーロフトハウス、我が家にはベストマッチでした。
家としてののパッケージの質の高さと井上建築さんの施工技術の高さのおかげだと思います。一例として子供達が自分らのスペースである2Fより好んでリビングに居ることが多いです。おかげでコミュニケーションも取りやすいです。幸せな家づくり、誠にありがとうございました。